25歳無職の日常

「行動できない」 「継続できない」 「怠けたい」そんな自分を変えたいと思い、25歳無職となり、過去の自分に訴えかける"最強の自己啓発ブログ"

入社1ヶ月で全社プレゼンした話「【わかる】が狂わせる【理解する】と【できる】の違い」

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こんばんは!

"自由の翼"こと、25歳無職の"たろう"です。

 

本日は、入社して1ヶ月で全社に向けてプレゼンした内容についてお話します。

「インプットの仕方」や「教育」という観点で見ていただければ、面白い話になっているかと思います。

 

 "理解する" と "できる" とは

早速ですが、"理解する""できる"の違いって分かりますか?

 

Google大先生曰く、

"理解する"とは、

理解とは、 物事の道理を悟り、知ること。また意味をのみこむこと。

 

"できる"(可能)とは、

実現の余地があること。

 

うん。

全然違いますね。

 

うん。

全然違うんですが、違うはずの"理解する"と"できる"が同じように扱われるんです!

 

は?意味わからん。と思ったあなたのためにこの記事を書いてます!

ぜひ最後まで見てくださいね。

 

 悪魔の言葉"わかる"が全てを狂わせる

 

こんな経験ってないですか?

 

Aさん「これが、2次方程式や。わかったか?」

Bさん「わかった!」

 

Aさん「じゃあ、これ解いてみて!」

 

〜10分後〜

 

Aさん「できた?」

Bさん「わからへん。」

Aさん「なんで?さっき、"わかった"って言うたやん」

Bさん「Aさんに解説してもらってるときはわかってんけど、一人じゃわからんくなって。。」

 

この会話って、"あるある"だと思うんです。

なんでできひんの?って言われても、わからないんです。

これが、会社になると、もうとんでもない雰囲気になります。

上司と部下、両方のベクトルが自分を向いていたらいいんですが、社会は甘くないです。

 

「ごめん、もう一回できるようになるまで教えるわ」

「もっと具体的に教えといたらよかったな」

 

と上司が言うことはほぼないです。

(多分、心では思ってます)

 

「なんでできるようにメモとらないの?」

「なんでできるようになってないのに"わかった"って言ったの?」

「なんでもっと聞かへんかったの?」

 

と問い詰められ、すみません。と言うしかないです。

でも、仕事って学校ではないので、こういうときは、ほぼ100%部下が悪いです。

(私に教えてくれてた方には、本当に感謝してます。)

 

この話を聞いて、なにか気づかないですか?

 

この会話って、

 

"わかる"  =  "理解する" と "わかる"  =  "できる"

の2つの意味の"わかる"が混在しているんです!!

 

(まじで大発見なんですけど〜まぼろし〜〜)

※ふざけたくなりました。申し訳ございません。

 

 

"わかる""理解する""できる"に分別しながら見てみましょう!

 

Aさん「これが、2次方程式や。わかったか?理解したか?

Bさん「わかった!理解した

 

Aさん「じゃあ、これ解いてみて!」

 

〜10分後〜

 

Aさん「できた?」

Bさん「わからへん。できなかった

Aさん「なんで?さっき、"わかった"って言うたやんできるor理解する

Bさん「Aさんに解説してもらってるときはわかってんけど理解した、一人じゃわからんくなって。。できなかった

 

 

そりゃ、上手くはいかないですよね。

もうどっちが悪いとかはないです。

正しい日本語を使っていない会話なんです。

 

Aさん「麺食べたいなぁ」

Bさん「いいやん、あそこの蕎麦屋いこうや」

Aさん「いや、蕎麦は麺類じゃないやん」

 

こんな会話を、世はずっとしているんです。

(例えがよくわからん笑)

 

 

 全社に向けて発表しました

入社1ヶ月の私が、この内容を全社員に話しました。

今思うと、これを話した自分が本当に意味不明なんですよね。

 

というのも、プレゼンの1ヶ月前に突然社長に、"ビジネスマナーの本"を渡されました。

 

社長「これ10回読んで、1ヶ月後プレゼンしてぇ。5分ぐらいでぇ。」

 

ふぁっ!?

 

そこから、その"ビジネスマナーの本"を読み込むのですが、どうまとめても、面白くないんですよね。

(完全に私の力不足なんですが、、)

 

そこで、"ビジネスマナーの本"の1ページの片隅に、

 

「"理解する"と"できる"は全く別物」

 

と書いてあり、この言葉が当時の自分に刺さり過ぎて、これを深掘って話そうと思い、このことだけを話しました。

("ビジネスマナーの本"渡されて、なにをアウトプットしてんねんと今の私は思います笑)

 

しかも、当時の社会を知らない怖いものなしの私は、えぐい伝え方をしたんです!!

 

「俺ももちろん"理解する"と"できる"を分けて考えるけど、あなた達もこれをしっかり分けて、俺ができるようになるまで教えろよ」

 

もちろん、こんな言葉で伝えてませんが、プレゼンをしている私は、完全にこの思考でした。

(親の顔が見たい、、)

 

会社自体の許容範囲のおかげで、このプレゼンは大爆笑、大喝采

おそらく、いい意味で「変なやつ入ってきたで〜」っていう状態だったと思います。

本当に数々の無礼を許していただきありがとうございました。

 

 

 "理解する"と"できる"の解決法

ここからは、実際どうやってこの課題を解決したのかを話します!

一見難しそうな課題なんですが、シンプルに考えると簡単な解決方法があるんです。

 

それは、

 

【ベースを"できる"に変える】です。

 

全部、"できる"で考えるように変えたんです。

 

というのも、この問題は至ってシンプルで、

 

「なんで教えるの?」

 

が大事なんです。

 

 

そして、その答えは、

 

「できるようになるため」

 

です。

 

そもそも「あなたがする」がベースなんです。

 

「この作業いずれ引き継ぐから」

「この作業から、やってもらうから」

 

おそらく、あなたの上司は最初に上記のように伝えています。

これをあなたは、ちゃんと理解しなきゃと思うから、会話にズレが起きるんです。

あなたが"する"をベースに考えておくと、なにも問題はありません。

 

極論を言うと、理解してなくてもできたらいいんです。

 

なので、この話を聞いて少しでも、「ほほ〜」と思った方は、自分ができるようになるベースで話を聞いてみてください。

今よりもっと、質問する機会が増えていくでしょう。

 

 最後に

偉そうなことを長々と話しましたが、

当然、私もまだまだ未熟なので、"できる"ベースで考えられていないことは多々あります。

25歳の無職の復習みたいな記事が誰かに刺さると嬉しいなと思って書いてますので、応援していただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。